単行本

いま、会いにゆきます

市川拓司著、小学館 昨日の「キムラ弁護士、ミステリーにケンカを売る」で紹介されていた本書、さっそく読んでみた。妻の本棚に入っていた単行本。374ページあるが、短い言葉による会話が多く、約2時間で読了した。 帯に書いてある阪急ブックファースト…

ジダン

バティスト・ブランシェ、チボー・フレ=ビュルネ著、陣野俊史、相田淑子訳、白水社 サッカー元フランス代表の天才的なMF、ジデディーヌ・ジダンの「初の本格的伝記」(帯より)という。仏スポーツ紙のライターの著作という。 実を言うと、フランス語の勉強…

246

沢木耕太郎著、スイッチ・パブリッシング 和製「ニュージャーナリズムの旗手」とされた沢木氏による1986年1月から9月までの生活をつづった「日記風エッセイ」。沢木氏の30歳代最後の年だそうだ。書名の「246」は、沢木氏の自宅がある世田谷を通る…

官邸崩壊 安倍政権迷走の一年

上杉隆著、新潮社 昨年9月の安倍政権発足からの一年間を描いた「内幕ドキュメント」。私は「政治モノ」はあまり読まないが、メディアだけでなく友人たちの間でも評判になっていることもあって、購入してみた。自民党の参院選での大敗が印象的だったこともあ…

ロング・グッドバイ

レイモンド・チャンドラー著、早川書房 チャンドラーの名作の村上春樹氏による新訳。ここのところ、村上氏の翻訳物を読むことが多い。もともと村上氏の作品自体のファンではないが、訳している作品に興味をひかれているためだと思う。 「グレート・ギャツビ…