2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

瀕死のライオン(下)

麻生幾著、幻冬舎文庫 書名の「瀕死のライオン」は、北朝鮮の工作員(傭兵)が自らを重ね合わせる銅像として物語に登場するが、特にこの下巻においては自衛隊の特殊部隊の(悲惨な)運命に重点が置かれる。また、世田谷一家殺人事件を思わせる事件が北朝鮮工…

瀕死のライオン(上)

麻生幾著、幻冬舎文庫 麻生氏の作品はこれまで、読んだことがなかったが、丸善で新刊文庫コーナーにあったものを何となく購入。自衛隊の特殊部隊と、北朝鮮の工作員を描く。内調や官邸など、「政治」もきっちり描かれており、最近出た作品らしく、政権交代後…