tuesdays with Morrie

Mitch Albom著、timewarner paperbacks

丸善の洋書フェアにて500円で購入。米国の（スポーツ）コラムニストが、ＡＬＳ（筋萎縮性側索硬化症）に冒された大学時代の恩師との最後の日々を記した。文体は平易で、あっという間に読み終えた。
親しい人の死と向き合った作品としては、ボブ・グリーンのAnd You Know You Should Be Glad - a follower of Mammon（こちらの方が新しい作品だが）があるが、それを思い出させた。
死にゆく老教授との「最後の授業」。その対話の主立ったテーマは、当然のこのながら、「死」や「生」が中心となる。そして、やせ細ろえながらも、前向きに生き抜いたモリーが伝えたかったことは、次の一言に集約される。

Once you learn how to die, you learn how to live.