2009-01-13から1日間の記事一覧

一房の葡萄

有島武郎著、角川文庫 白樺派・有島武郎の童話集。短い作品が8編、全116ページとあっという間に読めた。 自殺する直前の晩年に書かれたものだという。いわゆる「ですます」調の文体は、童話らしいとも言えるが、話のテーマは、表題作「一房の葡萄」の窃…